CreateIconFromResource 関数 (winuser.h)
アイコンを記述するリソース ビットからアイコンまたはカーソルを作成します。
目的の高さまたは幅を指定するには、 CreateIconFromResourceEx 関数を使用します。
構文
HICON CreateIconFromResource(
[in] PBYTE presbits,
[in] DWORD dwResSize,
[in] BOOL fIcon,
[in] DWORD dwVer
);
パラメーター
[in] presbits
種類: PBYTE
アイコンまたはカーソル リソース ビットを含む DWORD アラインバッファー ポインター。 これらのビットは、通常、LookupIconIdFromDirectory、LookupIconIdFromDirectoryEx、および LoadResource 関数の呼び出しによって読み込まれます。
アイコンとカーソル リソースの形式の詳細については、「カーソルとアイコンのリソース」を参照してください。
[in] dwResSize
型: DWORD
presbits パラメーターによって指される一連のビットのサイズ (バイト単位)。
[in] fIcon
種類: BOOL
アイコンまたはカーソルを作成するかどうかを示します。 このパラメーターが TRUE の場合は、アイコンが作成されます。 FALSE の場合は、カーソルが作成されます。
LOCALHEADER 構造体は、カーソル のホットスポットを定義し、カーソル リソース ビットから読み取られた最初のデータです。
[in] dwVer
型: DWORD
presbits パラメーターが指すリソース ビットのアイコンまたはカーソル形式のバージョン番号。 値は、0x00020000以上で、0x00030000以下である必要があります。 通常、このパラメーターは 0x00030000 に設定されます。
戻り値
種類: HICON
関数が成功した場合、戻り値はアイコンまたはカーソルへのハンドルです。
関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
CreateIconFromResource、CreateIconFromResourceEx、CreateIconIndirect、GetIconInfo、LookupIconIdFromDirectory、LookupIconIdFromDirectoryEx 関数を使用すると、シェル アプリケーションとアイコン ブラウザーでシステム全体のリソースを調べて使用できます。
CreateIconFromResource 関数は、フラグとして渡す LR_DEFAULTSIZE|LR_SHARED
CreateIconFromResourceEx を呼び出します。
CreateIconFromResource で作成されたカーソルの場合は、アイコンに対して DestroyIcon を呼び出すか、DestroyCursor を呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
関連項目
概念
参照