SOCKET_ADDRESS 構造体 (ws2def.h)
SOCKET_ADDRESS構造体には、プロトコル固有のアドレス情報が格納されます。
構文
typedef struct _SOCKET_ADDRESS {
LPSOCKADDR lpSockaddr;
INT iSockaddrLength;
} SOCKET_ADDRESS, *PSOCKET_ADDRESS, *LPSOCKET_ADDRESS;
メンバー
lpSockaddr
SOCKADDR 構造体として表されるソケット アドレスへのポインター。
iSockaddrLength
ソケット アドレスの長さ (バイト単位)。
解説
lpSockaddr メンバーが指す SOCKADDR 構造体は、選択したプロトコルまたはアドレス ファミリによって異なります。 たとえば、 IPv6 ソケット アドレスには sockaddr_in6 構造体が使用され、IPv4 ソケット アドレスには sockaddr_in4 構造体が使用されます。 アドレス ファミリは、すべての SOCKADDR 構造体の最初のメンバーです。 アドレス ファミリは、使用される構造体を決定するために使用されます。
Windows Vista 以降用にリリースされた Microsoft Windows ソフトウェア開発キット (SDK) では、ヘッダー ファイルのorganizationが変更され、SOCKET_ADDRESS構造が Ws2def.h ヘッダー ファイルで定義されています。 Ws2def.h ヘッダー ファイルは Winsock2.h に自動的に含まれるので、直接使用しないでください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | ws2def.h (Winsock2.h を含む) |