IBackgroundCopyJob2::GetReplyFileName メソッド (bits1_5.h)
サーバー アプリケーションから応答データを含むファイルの名前を取得します。 ジョブの種類がBG_JOB_TYPE_UPLOAD_REPLY場合にのみ、このメソッドを呼び出します。
構文
HRESULT GetReplyFileName(
[out] LPWSTR *pReplyFileName
);
パラメーター
[out] pReplyFileName
応答ファイルへの完全なパスを含む Null で終わる文字列。 完了したら 、CoTaskMemFree 関数を呼び出して pReplyFileName を 解放します。
戻り値
このメソッドは、次の HRESULT 値と他の値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
応答データを含むファイルの名前が正常に取得されました。 |
|
このメソッドは、 BG_JOB_TYPE_DOWNLOAD 型または BG_JOB_TYPE_UPLOAD型のジョブには実装されません。 |
注釈
応答ファイル名を指定するには、 IBackgroundCopyJob2::SetReplyFileName メソッドを 呼び出します。 名前を指定しなかった場合、 GetReplyFileName メソッドは BITS によって生成された名前を返します。 名前を指定せず、ジョブにファイルを追加する前にこのメソッドを呼び出した場合、 pReplyFileName は NULL に設定されます。
応答ファイルを開いて読み取る前に 、IBackgroundCopyJob::Complete メソッドを呼び出す必要があります。応答ファイルは、 Complete メソッドを呼び出すまでクライアントで使用できません。
サーバー アプリケーションが応答を提供しなかった場合、ファイルは空です。
例
GetReplyFileName メソッドを使用する例については、「Upload-Reply ジョブからの応答の取得」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | bits1_5.h (Bits.h を含む) |
Library | Bits.lib |
[DLL] | BitsPrx2.dll |
再頒布可能パッケージ | Windows XP の BITS 1.5 |