ICertConfig インターフェイス (certcli.h)
ICertConfig インターフェイスは、証明書サービス サーバーのパブリック構成データ (クライアントのセットアップ時に指定) を取得するための機能を提供します。
ICertConfig インターフェイスは、次のタスクを実行するために使用されます。
- 構成ポイントの Certificate Services サーバーの構成文字列を列挙します。
- Certificate Services サーバーの既定の構成を取得します。
- 特定の Certificate Services サーバー構成の詳細を取得します。
- Certificate Services サーバーの構成をリセットします。
証明書サービスのインストールごとに、このパブリック構成データは、共有フォルダー、Active Directory、またはその両方に存在する Certsrv.txt ファイルに存在します。 Certsrv.txt に構成情報を投稿するように設定されたすべてのサーバーは、 ICertConfig に表示されます。
ICertConfig は Certcli.h で定義されています。 ただし、プログラムを作成するときは、インクルード ファイルとして Certsrv.h を使用します。 Certcli.dll は ICertConfig インターフェイスを提供します。 このインターフェイスの型情報は、プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) に付属する Certclil.dll にも含まれています。
Certificate Services インターフェイスは、アパートメント スレッディング モデルとフリー スレッド モデルの両方をサポートします。 スループットを向上させるために、無料スレッド処理をお勧めします。
継承
ICertConfig インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ICertConfig には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ICertConfig インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ICertConfig::GetConfig Certificate Services サーバーの構成文字列を取得します。 このメソッドは、最初に ICertConfig インターフェイスで定義されました。 |
ICertConfig::GetField 構成データベースの現在のレコードから特定のフィールドを取得します。 このメソッドは、最初に ICertConfig インターフェイスで定義されました。 |
ICertConfig::Next 構成ポイントで次に使用可能な Certificate Services サーバー構成のインデックスを取得します。 このメソッドは、最初に ICertConfig インターフェイスで定義されました。 |
ICertConfig::Reset 指定した構成ポイントでインデックスが作成された Certificate Services サーバー構成を指す構成クエリの状態をリセットします。 このメソッドは、最初に ICertConfig インターフェイスで定義されました。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | certcli.h (Certsrv.h を含む) |