ICertView2 インターフェイス (certview.h)
ICertView2 インターフェイスは、適切に承認されたクライアントが証明書サービス データベースのカスタマイズされたビューまたは完全ビューを作成できるようにする 2 つのインターフェイスのいずれかです。
ICertView2 インターフェイスは、次のタスクを実行するために使用されます。
- Certificate Services サーバーとの接続を確立します。
- Certificate Services データベース内の行の行列挙シーケンスを取得します。
- Certificate Services データベース内のスキーマの列列挙シーケンスを取得します。
- 列数とインデックスを取得します。
- 列の並べ替えと修飾の制限を指定します。
- カスタマイズされたビューの列数と特定の列を指定します。
- 後続の ICertView2 メソッドの呼び出しで使用するテーブルを指定します (ICertView2 によって導入されます)。
C++ では、COM 関数 CoCreateInstance の呼び出しによって ICertView2 インターフェイスがインスタンス化されます。 一方、Visual Basic Scripting Edition を使用している場合は、プロジェクト内の CertAdm タイプ ライブラリを参照し、'New' の呼び出しによって CCertView オブジェクトをインスタンス化する必要があります。 のサンプル コード
OpenConnection メソッドは、インスタンス化の手法を示しています。
ICertView2 インターフェイスは Certview.h で定義されています。 ただし、プログラムを作成するときは、インクルード ファイルとして Certsrv.h を使用します。 Certadm.dll は ICertView2 インターフェイスを提供します。 このインターフェイスの型情報は、プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) に付属する Certadml.dll にも含まれています。
Certificate Services インターフェイスは、アパートメント スレッディング モデルとフリー スレッド モデルの両方をサポートします。 スループットを向上させるために、無料スレッド処理をお勧めします。
継承
ICertView2 インターフェイスは、ICertView と IDispatch から継承されます。 ICertView2 には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ICertView2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ICertView2::SetTable ICertView2 インターフェイスのメソッドの後続の呼び出しに使用する Certificate Services データベース テーブルを指定します。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | certview.h (Certsrv.h を含む) |