ISecurityProperty::GetOriginalCreatorSID メソッド (comsvcs.h)

MTS 2.0 では、このメソッドは、現在のオブジェクトが実行されているアクティビティを開始した基本プロセスのセキュリティ識別子を取得します。 COM+ では、このメソッドを使用しないでください。

構文

HRESULT GetOriginalCreatorSID(
  [out] PSID *pSID
);

パラメーター

[out] pSID

現在のオブジェクトが実行されているアクティビティを開始した基本プロセスのセキュリティ ID への参照。

戻り値

このメソッドは、E_INVALIDARG、E_OUTOFMEMORY、E_UNEXPECTED、E_FAILの標準戻り値と、次の値を返すことができます。

リターン コード 説明
S_OK
作成された元のセキュリティ ID は、パラメーター pSid で返されます。
CONTEXT_E_NOCONTEXT
コンポーネントがアプリケーションにインポートされていないか、COM+ CreateInstance メソッドのいずれかでオブジェクトが作成されていないため、現在のオブジェクトにはコンテキストが関連付けられません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー comsvcs.h

こちらもご覧ください

IObjectContext

ISecurityProperty