ICrmCompensator インターフェイス (comsvcs.h)

Microsoft Visual C++を使用するときに、非構造化ログ レコードを CRM 補正器に配信します。

継承

ICrmCompensator インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 ICrmCompensator には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ICrmCompensator インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ICrmCompensator::AbortRecord

中止フェーズ中に、ログ レコードを CRM 補正器に配信します。 (ICrmCompensator.AbortRecord)
ICrmCompensator::BeginAbort

トランザクション完了の中止フェーズと、レコードが配信されようとしていることを CRM 補正器に通知します。 (ICrmCompensator.BeginAbort)
ICrmCompensator::BeginCommit

トランザクション完了のコミット フェーズと、レコードが配信されようとしていることを CRM 補正機能に通知します。
ICrmCompensator::BeginPrepare

トランザクション完了の準備フェーズと、レコードが配信されようとしていることを CRM 補正器に通知します。 (ICrmCompensator.BeginPrepare)
ICrmCompensator::CommitRecord

コミット フェーズ時にログ レコードを転送順に配信します。
ICrmCompensator::EndAbort

中止フェーズ中に使用可能なすべてのログ レコードを受信したことを CRM 補正器に通知します。 (ICrmCompensator.EndAbort)
ICrmCompensator::EndCommit

コミット フェーズ中に使用可能なすべてのログ レコードが配信されたことを CRM 補正器に通知します。 (ICrmCompensator.EndCommit)
ICrmCompensator::EndPrepare

準備フェーズ中に使用可能なすべてのログ レコードがあることを CRM 補正器に通知します。 (ICrmCompensator.EndPrepare)
ICrmCompensator::P repareRecord

準備フェーズ時にログ レコードを転送順に配信します。
ICrmCompensator::SetLogControl

トランザクションの完了時にさらにログ レコードを書き込むことができるように、ICrmLogControl インターフェイスを CRM 補正器に配信します。

注釈

CRM クラークは、 ICrmLogControl::RegisterCompensator メソッドを使用して、CRM 補正器の CLSID を決定します。 次に、この CRM 補正器の CLSID を指定して CoCreateInstance を呼び出し、ICrmCompensator インターフェイスと ICrmCompensatorVariants インターフェイスの両方に対して QueryInterface を呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー comsvcs.h

こちらもご覧ください

COM+ 補正Resource Manager

ICrmCompensatorVariants