ID2D1SvgPathData インターフェイス (d2d1svg.h)
SVG パス データを記述するインターフェイス。 パス データは、'path' 要素の 'd' 属性として設定できます。
パス データ セットは、2 つの配列に組み込まれます。 セグメント データ配列にはすべての数値が格納され、コマンド配列には一連のコマンドが格納されます。 d 属性の文字列データ セットとは異なり、この表現の各コマンドでは、セグメント データ配列内の固定数の要素が使用されます。 したがって、パス 'M 0,0 100,0 0,100 Z' は'M0,0 L100,0 L0,100 Z' として表されます。 これは 2 つの配列に分割され、セグメント データには '0,0 100,0 0,100' が含まれており、コマンドには 'M L L Z' が含まれています。
継承
ID2D1SvgPathData インターフェイスは ID2D1SvgAttribute から継承されます。 ID2D1SvgPathData には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ID2D1SvgPathData インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ID2D1SvgPathData::CreatePathGeometry パス データを表すパス ジオメトリ オブジェクトを作成します。 |
ID2D1SvgPathData::GetCommands コマンド配列からコマンドを取得します。 |
ID2D1SvgPathData::GetCommandsCount コマンド配列のサイズを取得します。 |
ID2D1SvgPathData::GetSegmentData セグメント データ配列からデータを取得します。 |
ID2D1SvgPathData::GetSegmentDataCount セグメント データ配列のサイズを取得します。 |
ID2D1SvgPathData::RemoveCommandsAtEnd コマンド配列の末尾からコマンドを削除します。 |
ID2D1SvgPathData::RemoveSegmentDataAtEnd セグメント データ配列の末尾からデータを削除します。 |
ID2D1SvgPathData::UpdateCommands コマンド配列を更新します。 このメソッドによって更新されない既存のコマンドは保持されます。 新しいコマンドに対応するために必要に応じて、配列のサイズが大きくなります。 |
ID2D1SvgPathData::UpdateSegmentData セグメント データ配列を更新します。 このメソッドによって更新されない既存のセグメント データは保持されます。 新しいセグメント データに対応するために必要に応じて、配列のサイズが大きくなります。 |
要件
要件 | 値 |
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対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | d2d1svg.h |