ID3D11VideoDevice::CreateCryptoSession メソッド (d3d11.h)
グラフィックス ドライバーに送信されるビデオ コンテンツを暗号化する暗号化セッションを作成します。
構文
HRESULT CreateCryptoSession(
[in] const GUID *pCryptoType,
[in] const GUID *pDecoderProfile,
[in] const GUID *pKeyExchangeType,
[out] ID3D11CryptoSession **ppCryptoSession
);
パラメーター
[in] pCryptoType
使用する暗号化の種類を指定する GUID へのポインター。 次の GUID が定義されています。
値 | 意味 |
---|---|
|
128 ビット Advanced Encryption Standard CTR モード (AES-CTR) ブロック暗号。 |
[in] pDecoderProfile
デコード プロファイルを指定する GUID へのポインター。 使用可能な値の一覧については、「 ID3D11VideoDevice::GetVideoDecoderProfile」を参照してください。 デコードが使用されない場合は、このパラメーターを NULL に設定 します。
[in] pKeyExchangeType
キー交換の種類を指定する GUID へのポインター。
値 | 意味 |
---|---|
|
呼び出し元は、セッション キーを作成し、RSA 暗号化スキーム - 最適な非対称暗号化パディング (RSAES-OAEP) でドライバーの公開キーを使用して暗号化し、セッション キーをドライバーに渡します。 |
[out] ppCryptoSession
ID3D11CryptoSession インターフェイスへのポインターを受け取ります。 呼び出し元はインターフェイスを解放する必要があります。
戻り値
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
ID3D11DeviceContext::ClearState メソッドは、暗号化セッションの内部状態には影響しません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | d3d11.h |