ID3D12Device3 インターフェイス (d3d12.h)

仮想アダプターを表します。 このインターフェイスは 、ID3D12Device2 を拡張して、GPU 障害またはデバイスが削除されたシナリオの場合でも保持されるシステム メモリ内の特殊な目的の診断ヒープの作成をサポートします。

メモWindows 10 Fall Creators Updateで導入されたこのインターフェイスは、ID3D12Device インターフェイスの最新バージョンです。 Windows 10 Fall Creators Update 以降を対象とするアプリケーションでは、以前のバージョンではなく、このインターフェイスを使用する必要があります。
 

継承

ID3D12Device3 インターフェイスは、ID3D12Device2 から継承されます。 ID3D12Device3 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ID3D12Device3 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ID3D12Device3::EnqueueMakeResident

デバイスにオブジェクトを非同期的に常駐させます。
ID3D12Device3::OpenExistingHeapFromAddress

アドレスからシステム メモリに特殊な目的の診断ヒープを作成します。 作成されたヒープは、GPU 障害またはデバイスが削除されたシナリオの場合でも保持できます。
ID3D12Device3::OpenExistingHeapFromFileMapping

ファイル マッピング オブジェクトからシステム メモリに特殊な目的の診断ヒープを作成します。 作成されたヒープは、GPU 障害またはデバイスが削除されたシナリオの場合でも保持できます。

注釈

D3D12CreateDevice を使用してデバイスを作成します。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d3d12.h

こちらもご覧ください

コア インターフェイス

ID3D12Device

ID3D12Device1

ID3D12Device2