SymSetScopeFromAddr 関数 (dbghelp.h)

指定したアドレスに一致するシンボルにローカル スコープを設定します。

構文

BOOL IMAGEAPI SymSetScopeFromAddr(
  [in] HANDLE  hProcess,
  [in] ULONG64 Address
);

パラメーター

[in] hProcess

プロセスへのハンドル。 このハンドルは、 SymInitialize 関数に以前に渡されている必要があります。

[in] Address

アドレス。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります

関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 拡張エラー情報を取得するには、 GetLastError を呼び出します。

解説

この関数など、すべての DbgHelp 関数はシングル スレッドです。 そのため、複数のスレッドからこの関数を呼び出すと、予期しない動作やメモリ破損が発生する可能性があります。 これを回避するには、複数のスレッドからのすべての同時呼び出しをこの関数に同期する必要があります。

要件

   
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー dbghelp.h
Library Dbghelp.lib
[DLL] Dbghelp.dll
再頒布可能パッケージ DbgHelp.dll 6.8 以降

関連項目

SymGetScope

SymSetScopeFromIndex