LOADED_IMAGE構造体 (dbghelp.h)
読み込まれたイメージに関する情報を格納します。
構文
typedef struct _LOADED_IMAGE {
PSTR ModuleName;
HANDLE hFile;
PUCHAR MappedAddress;
#if ...
PIMAGE_NT_HEADERS64 FileHeader;
#else
PIMAGE_NT_HEADERS32 FileHeader;
#endif
PIMAGE_SECTION_HEADER LastRvaSection;
ULONG NumberOfSections;
PIMAGE_SECTION_HEADER Sections;
ULONG Characteristics;
BOOLEAN fSystemImage;
BOOLEAN fDOSImage;
BOOLEAN fReadOnly;
UCHAR Version;
LIST_ENTRY Links;
ULONG SizeOfImage;
} LOADED_IMAGE, *PLOADED_IMAGE;
メンバー
ModuleName
マップされたファイルのファイル名。
hFile
マップされたファイルへのハンドル。
MappedAddress
マップされたファイルのベース アドレス。
FileHeader
IMAGE_NT_HEADERS構造体へのポインター。
LastRvaSection
IMAGE_SECTION_HEADER構造体へのポインター。
NumberOfSections
COFF セクション ヘッダーの数。
Sections
IMAGE_SECTION_HEADER構造体へのポインター。
Characteristics
画像の特性値。 このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。
fSystemImage
イメージがカーネル モードの実行可能イメージの場合、この値は TRUE です。
fDOSImage
イメージが 16 ビット実行可能イメージの場合、この値は TRUE です。
fReadOnly
イメージが読み取り専用の場合、この値は TRUE です。
Windows Vista より前: このメンバーは構造体に含まれません。
Version
バージョン文字列。
Windows Vista より前: このメンバーは構造体に含まれません。
Links
読み込まれたイメージの一覧。
SizeOfImage
イメージのサイズ (バイト単位)。
解説
LIST_ENTRY構造体は次のように定義されます。
typedef struct _LIST_ENTRY {
struct _LIST_ENTRY *Flink;
struct _LIST_ENTRY *Blink;
} LIST_ENTRY, *PLIST_ENTRY, *RESTRICTED_POINTER PRLIST_ENTRY;
要件
Header | dbghelp.h |
再頒布可能パッケージ | DbgHelp.dll 5.1 以降 |