IPrint インターフェイス (docobj.h)
特にプログラムによる印刷をサポートするために、一般的なドキュメントとアクティブなドキュメントの複合ドキュメントを有効にします。
継承
IPrint インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IPrint には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IPrint インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IPrint::GetPageInfo ドキュメントの最初のページの数とページの合計数を取得します。 |
IPrint::P rint 指定したジョブ要件を使用して、指定したプリンターで オブジェクトを印刷します。 |
IPrint::SetInitialPageNum 文書の最初のページのページ番号を設定します。 |
解説
ドキュメントが読み込まれた後、コンテナーやその他のクライアントは IPrint::P rint を呼び出して、印刷コントロール フラグ、ターゲット デバイス、印刷する特定のページ、およびその他のオプションを指定して、ドキュメントに印刷を指示できます。 クライアントは、 IContinueCallback インターフェイスを呼び出すことによって、印刷の継続を制御できます。
IPrint を実装するオブジェクトは、CLSID の下に格納されている Printable キーに次のように登録します。
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID{...}\Printable
呼び出し元は、特定のオブジェクト クラスが、このキーのレジストリを調べることによって、その永続的な状態のプログラムによる印刷をサポートしているかどうかを判断します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | docobj.h |