DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_GRANULARITY列挙 (dxgi1_2.h)

グラフィックス処理装置 (GPU) が現在のコンピューティング タスクの実行を妨げることができる粒度を識別します。

構文

typedef enum DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_GRANULARITY {
  DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_DMA_BUFFER_BOUNDARY = 0,
  DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_DISPATCH_BOUNDARY = 1,
  DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_THREAD_GROUP_BOUNDARY = 2,
  DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_THREAD_BOUNDARY = 3,
  DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_INSTRUCTION_BOUNDARY = 4
} ;

定数

 
DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_DMA_BUFFER_BOUNDARY
値: 0
コンピューティング パケットとしてのプリエンプション粒度を示します。
DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_DISPATCH_BOUNDARY
値: 1
ディスパッチとしてのプリエンプション粒度を示します (たとえば、 ID3D11DeviceContext::D ispatch メソッドの呼び出し)。 ディスパッチは、コンピューティング パケットの一部です。
DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_THREAD_GROUP_BOUNDARY
値: 2
プリエンプション粒度をスレッド グループとして示します。 スレッド グループはディスパッチの一部です。
DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_THREAD_BOUNDARY
値: 3
スレッド グループ内のスレッドとしてのプリエンプション粒度を示します。 スレッドはスレッド グループの一部です。
DXGI_COMPUTE_PREEMPTION_INSTRUCTION_BOUNDARY
値: 4
スレッドのコンピューティング命令としてのプリエンプション粒度を示します。

解説

IDXGIAdapter2::GetDesc2 メソッドを呼び出して、GPU が現在のコンピューティング タスクの実行を妨げることができる粒度レベルを取得します。 オペレーティング システムは、DXGI_ADAPTER_DESC2構造体の ComputePreemptionGranularity メンバーでコンピューティング粒度レベルを指定します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 および Windows 7 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
Header dxgi1_2.h

関連項目

DXGI 列挙

DXGI_ADAPTER_DESC2