IDirectXVideoDecoder インターフェイス (dxva2api.h)
DirectX ビデオ アクセラレーション (DXVA) ビデオ デコーダー デバイスを表します。
このインターフェイスへのポインターを取得するには、 IDirectXVideoDecoderService::CreateVideoDecoder を呼び出します。
継承
IDirectXVideoDecoder インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IDirectXVideoDecoder には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IDirectXVideoDecoder インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IDirectXVideoDecoder::BeginFrame デコード操作を開始します。 |
IDirectXVideoDecoder::EndFrame デコード操作の終了を通知します。 |
IDirectXVideoDecoder::Execute 現在のフレームでデコード操作を実行します。 |
IDirectXVideoDecoder::GetBuffer DirectX ビデオ アクセラレーション (DXVA) デコーダー バッファーへのポインターを取得します。 |
IDirectXVideoDecoder::GetCreationParameters このデバイスの作成に使用されたパラメーターを取得します。 (IDirectXVideoDecoder.GetCreationParameters) |
IDirectXVideoDecoder::GetVideoDecoderService このデコーダー デバイスを作成した DirectX ビデオ アクセラレーション (DXVA) デコーダー サービスを取得します。 |
IDirectXVideoDecoder::ReleaseBuffer IDirectXVideoDecoder::GetBuffer を呼び出して取得したバッファーを解放します。 |
解説
IDirectXVideoDecoder メソッドは、Direct3D デバイスを呼び出します。 したがって、デバイスの作成時に指定する D3DCREATE フラグは、このインターフェイスの動作に影響する可能性があります。 たとえば、 D3DCREATE_MULTITHREADED フラグを指定すると、デコード操作中に Direct3D グローバル クリティカル セクションが保持されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dxva2api.h |