FWPM_CALLOUT0 構造体 (fwpmtypes.h)
FWPM_CALLOUT0構造体には、吹き出しに関連付けられている状態が格納されます。
構文
typedef struct FWPM_CALLOUT0_ {
GUID calloutKey;
FWPM_DISPLAY_DATA0 displayData;
UINT32 flags;
GUID *providerKey;
FWP_BYTE_BLOB providerData;
GUID applicableLayer;
UINT32 calloutId;
} FWPM_CALLOUT0;
メンバー
calloutKey
セッションを一意に識別します。
FwpmCalloutAdd0 の呼び出しで GUID が 0 に初期化されると、基本フィルター エンジン (BFE) によって生成されます。
displayData
吹き出しに関連付けられた人間が判読できる注釈を含む FWPM_DISPLAY_DATA0 構造体。 FWPM_DISPLAY_DATA0構造体の name メンバーが必要です。
flags
providerKey
吹き出しに関連付けられているプロバイダーを一意に識別します。 メンバーが NULL 以外の場合は、指定したプロバイダーに関連付けられているオブジェクトのみが返されます。
providerData
プロバイダーがオブジェクトと共に追加のコンテキスト情報を格納できるようにする、オプションのプロバイダー固有のデータを含む FWP_BYTE_BLOB 構造体。
applicableLayer
吹き出しを使用できるレイヤーを指定します。 吹き出しを呼び出すことができるのは、このレイヤー内のフィルターのみです。 詳細については、「 レイヤー識別子のフィルター処理」を参照してください。
calloutId
吹き出しを識別する LUID。 これは、 吹き出し を呼び出すフィルターの FWPS_ACTION0 構造体に格納されている calloutId です。 FWPS_ACTION0構造は WDK に記載されています。
注釈
この構造体の最初の 6 つのメンバーには、オブジェクトを追加するときに指定されたデータが含まれています。
最後のメンバー calloutId は、オブジェクトの取得/列挙時に返される追加情報を提供します。
FWPM_CALLOUT0 は、FWPM_CALLOUTの特定の実装です。 詳細については、「 WFP Version-Independent 名と特定のバージョンの Windows を対象 とする」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | fwpmtypes.h |