IADsSession インターフェイス (iads.h)
IADsSession インターフェイスは、IAD から継承するデュアル インターフェイスです。 これは、ネットワーク経由のファイル サービスのアクティブなセッションを表すために設計されています。
継承
IADsSession インターフェイスは、IDispatch と IAD を継承します。 IADsSession には、次の種類のメンバーもあります。
解説
リモート ユーザーがターゲット コンピューター上のリソースを開くと、リモート ユーザーとそのコンピューターの間にアクティブなセッションが確立されます。 多くのリソースは、1 つのアクティブなセッションで開くことができます。 ADSI は、このインターフェイスを実装するセッション オブジェクトでこのプロセスを表します。
このインターフェイスのメソッドを呼び出して、セッション固有のデータ (セッションを使用しているユーザー、使用されているコンピューター、現在のセッションの経過時間など) を調べます。
セッションはファイル サービスによって管理されます。 セッション オブジェクトを取得するには、最初にこのサービス ("LanmanServer" または "FPNW") にバインドします。
例
次のコード例は、セッションにバインドする方法を示しています。
Dim fso as IADsFileServiceOperations
Dim ss as IADsCollection
On Error GoTo Cleanup
Set fso = GetObject("WinNT://myComputer/LanmanServer")
Set ss = fso.Sessions
' Insert code to access session data.
Cleanup:
If (Err.Number<>0) Then
MsgBox("An error has occurred. " & Err.Number)
End If
Set fso = Nothing
Set ss = Nothing
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | iads.h |