MFGetStrideForBitmapInfoHeader 関数 (mfapi.h)

ビデオ形式の最小サーフェスストライドを計算します。

構文

HRESULT MFGetStrideForBitmapInfoHeader(
  [in]  DWORD format,
  [in]  DWORD dwWidth,
  [out] LONG  *pStride
);

パラメーター

[in] format

ビデオ形式を指定する FOURCC コードまたは D3DFORMAT 値。 ビデオ サブタイプ GUID がある場合は、サブタイプの最初の DWORD を使用できます。

[in] dwWidth

画像の幅 (ピクセル単位)。

[out] pStride

サーフェスの最小ストライドをピクセル単位で受け取ります。

戻り値

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

解説

この関数は、イメージをメモリに保持するために必要な最小ストライドを計算します。 システム メモリにバッファーを割り当てる場合は、この関数を使用します。 グラフィックスのカードによっては、ビデオ メモリに割り当てられたサーフェスのストライドが大きくなる場合があります。

DirectX サーフェス バッファーを使用している場合は、 IMF2DBuffer::Lock2D メソッドを使用してサーフェスストライドを見つけます。

平面 YUV 形式の場合、この関数は Y 平面のストライドを返します。 書式によっては、クロマ平面のストライドが異なる場合があります。

メモ Windows 7 より前では、この関数は evr.dll からエクスポートされていました。 Windows 7 以降では、この関数は mfplat.dll からエクスポートされ、evr.dll は mfplat.dll を呼び出すスタブ関数をエクスポートします。 詳細については、「 Windows 7 でのライブラリの変更」を参照してください。
 

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfapi.h
Library Evr.lib
[DLL] Mfplat.dll

関連項目

イメージ ストライド

メディア ファンデーション機能