MFASYNCRESULT 構造体 (mfapi.h)
IMFAsyncResult インターフェイスを実装するために必要なデータが含まれています。
構文
typedef struct tagMFASYNCRESULT : IMFAsyncResult {
OVERLAPPED overlapped;
IMFAsyncCallback *pCallback;
HRESULT hrStatusResult;
DWORD dwBytesTransferred;
HANDLE hEvent;
} MFASYNCRESULT;
継承
MFASYNCRESULT 構造体は、IMFAsyncResult を実装します。
メンバー
overlapped
重なり合った構造体。 この構造体は、作業項目をキューに登録するために内部的に使用されます。 このメンバーにゼロを入力します。
pCallback
IMFAsyncCallback インターフェイスへのポインター。 このインターフェイスは、非同期メソッドの呼び出し元によって実装されます。 このメンバーには NULL を指定できます。 このメンバーが NULL の場合、 hEvent メンバーは有効なイベント ハンドルである必要があります。
hrStatusResult
この構造体が I/O 完了ポートと共に使用されるときに返される状態コード。 このメンバーを使用して、 IMFAsyncResult::GetStatus によって返される非同期操作の状態コードを保持することもできます。
dwBytesTransferred
この構造体が I/O 完了ポートと共に使用されるときに転送されたバイト数。 このメンバーは、作業キューによって内部的に使用されます。 このメンバーを 0 に設定します。
hEvent
イベント ハンドル。 pCallback が NULL の場合は、このメンバーを有効なイベント ハンドルに設定します。 イベントは、作業項目がディスパッチされるときに通知されます。 それ以外の場合は、このメンバーを NULL に設定 します。
注釈
IMFAsyncResult インターフェイスのカスタム実装では、この構造体を継承する必要があります。 詳細については、「 カスタム非同期結果オブジェクト」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
Header | mfapi.h |