IMFRateSupport::GetSlowestRate メソッド (mfidl.h)
オブジェクトでサポートされている最も遅い再生速度を取得します。
構文
HRESULT GetSlowestRate(
[in] MFRATE_DIRECTION eDirection,
[in] BOOL fThin,
[out] float *pflRate
);
パラメーター
[in] eDirection
最も遅い順方向の再生速度に対してクエリを実行するか、逆再生率にするかを指定します。 値は、 MFRATE_DIRECTION 列挙体のメンバーです。
[in] fThin
TRUE の場合、メソッドは最も低速なシン再生速度を取得します。 それ以外の場合、メソッドは最も低速な非シン再生速度を取得します。 間引きについては、「 レート制御について」を参照してください。
[out] pflRate
オブジェクトがサポートする最も遅い再生速度を受け取ります。
戻り値
このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
メソッドが成功しました。 |
|
オブジェクトは逆再生をサポートしていません。 |
|
オブジェクトは間引きをサポートしていません。 |
注釈
plfRate で返される値は、下限を表します。 この速度での再生は保証されません。 境界レートがサポートされているかどうかをチェックするには、IMFRateSupport::IsRateSupported を呼び出します。 たとえば、任意に低速なレートをサポートするコンポーネントは pflRate で 0 を返し、アプリケーションは IsRateSupported を個別に呼び出して、コンポーネントが rate 0 をサポートしているかどうかを判断する必要があります。
eDirection がMFRATE_REVERSE場合、メソッドは最も遅い逆再生速度を取得します。 オブジェクトが逆再生をサポートしていると仮定すると、これは負の値です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |
Library | Mfuuid.lib |