IMFMediaSource インターフェイス (mfidl.h)
メディア ソース オブジェクトによって実装されます。
メディア ソースとは、メディア データを生成するオブジェクトです。 たとえば、データはビデオ ファイル、ネットワーク ストリーム、またはカメラなどのハードウェア デバイスから取得される場合があります。 各メディア ソースには 1 つ以上のストリームが含まれており、各ストリームはオーディオやビデオなどの 1 種類のデータを配信します。
継承
IMFMediaSource インターフェイスは、IMFMediaEventGenerator から継承されます。 IMFMediaSource には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IMFMediaSource インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IMFMediaSource::CreatePresentationDescriptor メディア ソースのプレゼンテーション記述子のコピーを取得します。 アプリケーションでは、プレゼンテーション記述子を使用してストリームを選択し、ソース コンテンツに関する情報を取得します。 |
IMFMediaSource::GetCharacteristics メディア ソースの特性を取得します。 |
IMFMediaSource::P ause メディア ソース内のすべてのアクティブなストリームを一時停止します。 |
IMFMediaSource::Shutdown メディア ソースをシャットダウンし、使用しているリソースを解放します。 |
IMFMediaSource::Start 再生を開始する場所を指定して、メディア ソースを開始、シーク、または再起動します。 |
IMFMediaSource::Stop メディア ソース内のすべてのアクティブなストリームを停止します。 |
解説
Windows 8 では、このインターフェイスは IMFMediaSourceEx で拡張されています。
カメラやマイクなどの一部のデバイス ソースの場合、 IMFMediaSource は、基になるデバイス ドライバーに KSPROPERTY、KSEVENT、KSMETHOD 操作を発行するためにユーザー モード アプリケーションで使用できる IKsControl も実装します。
注意
このインターフェイスは省略可能であり、使用できない場合があります。 このインターフェイスが使用できない場合、 QueryInterface はE_NOINTERFACEを返します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |