ITfContextOwnerServices インターフェイス (msctf.h)
ITfContextOwnerServices インターフェイスはマネージャーによって実装され、コンテキスト所有者として機能するテキスト サービスまたはアプリケーションによって使用されます。 インターフェイスは、 ITextStoreACP または ITextStoreAnchor インターフェイスを実装していないコンテキスト所有者に対して、シンクやその他 のサービスに 対する通知の変更を提供します。 クライアントは 、ITfContext::QueryInterface メソッドを呼び出して、このインターフェイスを取得します。
継承
ITfContextOwnerServices インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 ITfContextOwnerServices には、 次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITfContextOwnerServices インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITfContextOwnerServices::CreateRange ITfContextOwnerServices::CreateRange メソッドは、指定した文字位置に基づいて新しい範囲を作成します。 |
ITfContextOwnerServices::ForceLoadProperty ITfContextOwnerServices::ForceLoadProperty メソッド |
ITfContextOwnerServices::OnAttributeChange ITfContextOwnerServices::OnAttributeChange メソッド |
ITfContextOwnerServices::OnLayoutChange ITfContextOwnerServices::OnLayoutChange メソッドは、コンポジション中にテキスト ストリームの画面上の表現が更新されるときに、コンテキスト所有者によって呼び出されます。 |
ITfContextOwnerServices::OnStatusChange ITfContextOwnerServices::OnStatusChange メソッドは、ITfContextOwner::GetStatus メソッドによって返されるTS_STATUS構造体の dwDynamicFlags メンバーが変更されたときに、コンテキスト所有者によって呼び出されます。 |
ITfContextOwnerServices::Serialize ITfContextOwnerServices::Serialize メソッドは、テキストの範囲からプロパティを取得し、プロパティ データをストリーム オブジェクトに書き込みます。 これにより、データをファイルに書き込む場合など、アプリケーションでプロパティ データを格納できます。 |
ITfContextOwnerServices::Unserialize ITfContextOwnerServices::Unserialize メソッド |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msctf.h |
再頒布可能パッケージ | Windows 2000 Professional の TSF 1.0 |