IInkDisp::CreateStroke メソッド (msinkaut.h)
パケット データ入力値の配列から IInkStrokeDisp オブジェクトを作成します。
構文
HRESULT CreateStroke(
[in] VARIANT PacketData,
[in] VARIANT PacketDescription,
[out, retval] IInkStrokeDisp **Stroke
);
パラメーター
[in] PacketData
パケット データの配列を指定します。 データは Int32 値の配列であり、順番に取得され、バリアント型 (Variant) 内のメソッドに渡されるポイント (x0、y0)、(x1、y1) の配列を形成します。
VARIANT 構造体の詳細については、「 COM ライブラリの使用」を参照してください。
[in] PacketDescription
現在実装されていない予約済みパラメーターです。
[out, retval] Stroke
このメソッドが戻るときに、 には、新しく作成されたストロークへのポインターが含まれます。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
正常終了しました。 |
|
パラメーターに無効なポインターが含まれていました。 |
|
無効な VARIANT 型 (VT_ARRAYのみ |VT_I4サポートされています)。 |
|
メソッド内で例外が発生しました。 |
|
新しいストロークを作成するためのメモリを割り当てることができません。 |
解説
points 配列内の任意のポイントの最小値と最大値は、それぞれLONG_MINされ、LONG_MAXされます。 ただし、これらのポイントは、最大幅または高さがLONG_MAXを超えることができないインク空間の四角形を定義します。 このため、最小と最大の x 座標、または最小と最大の y 座標の差は、LONG_MAXを超えることはできません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP タブレット PC エディション [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msinkaut.h |
Library | InkObj.dll |