IMDSPDeviceControl インターフェイス (mswmdm.h)

IMDSPDeviceControl インターフェイスには、デバイスを制御するためのメソッドが用意されています。 このインターフェイスが IMDSPDevice インターフェイスの特定のインスタンスから取得された後、制御メソッドは、そのデバイスでのストリーミング オーディオ再生、録音、一時停止、停止、シーク操作のリモート 制御に使用されます。 このインターフェイスの実装は省略可能です。 詳細については、「 必須インターフェイスとオプション インターフェイス」を参照してください。

IMDSPDeviceControl インターフェイス メソッドは、使用されるコンテキストに応じて、オーディオ制御のいくつかのモードをサポートします。 そのコンテキストは Seek メソッドによって 定義されます。 GetCapabilities メソッドは、デバイスで実行できる操作の種類を決定するために使用されます。

継承

IMDSPDeviceControl インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IMDSPDeviceControl には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IMDSPDeviceControl インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IMDSPDeviceControl::GetCapabilities

GetCapabilities メソッドは、このコントロール インターフェイスが関連付けられているデバイスの機能マスクを取得します。 この機能では、メディア デバイスでサポートされているデバイス コントロールのメソッドについて説明します。
IMDSPDeviceControl::GetDCStatus

GetDCStatus メソッドは、デバイスの制御状態を取得します。
IMDSPDeviceControl::P ause

Pause メソッドは、現在の再生セッションまたはレコード セッションをコンテンツ内の現在の位置で一時停止します。 (IMDSPDeviceControl.Pause)
IMDSPDeviceControl::P lay

Play メソッドは、現在のシーク位置で再生を開始します。 Seek メソッドが呼び出されていない場合、再生は最初のファイルの先頭から開始され、再生長は定義されません。
IMDSPDeviceControl::Record

Record メソッドは、デバイスの外部レコード入力から現在のシーク位置で記録を開始します。 Seek メソッドを最初に呼び出す必要があります。
IMDSPDeviceControl::Resume

Resume メソッドは、Pause の呼び出し中に保存されたファイル位置から現在の再生または記録操作を再開します。
IMDSPDeviceControl::Seek

Seek メソッドは、Play メソッドまたは Record メソッドの開始点として使用される位置をシークします。 (IMDSPDeviceControl.Seek)
IMDSPDeviceControl::Stop

Stop メソッドは、現在のストリームを停止します。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mswmdm.h

こちらもご覧ください

サービス プロバイダーのインターフェイス