LsaEnumerateAccountRights 関数 (ntsecapi.h)

LsaEnumerateAccountRights 関数は、アカウントに割り当てられている特権を列挙します。

構文

NTSTATUS LsaEnumerateAccountRights(
  [in]  LSA_HANDLE          PolicyHandle,
  [in]  PSID                AccountSid,
  [out] PLSA_UNICODE_STRING *UserRights,
  [out] PULONG              CountOfRights
);

パラメーター

[in] PolicyHandle

Policy オブジェクトへのハンドル。 ハンドルには、POLICY_LOOKUP_NAMESアクセス権が必要です。 詳細については、「 ポリシー オブジェクト ハンドルを開く」を参照してください。

[in] AccountSid

特権を列挙するアカウントの SID へのポインター。

[out] UserRights

LSA_UNICODE_STRING構造体の配列へのポインターを受け取ります。 各構造体には、アカウントによって保持される特権の名前が含まれています。 特権名の一覧については、「特権定数」を参照してください。

情報が不要になったら、返されたポインターを LsaFreeMemory に渡します。

[out] CountOfRights

UserRights 配列内の特権の数を受け取る変数へのポインター。

戻り値

少なくとも 1 つのアカウント権限が見つかった場合、関数は成功し、STATUS_SUCCESSを返します。

アカウント権限が見つからない場合、または他の理由で関数が失敗した場合、関数は FILE_NOT_FOUND などの NTSTATUS コードを返します。 詳細については、「 LSA ポリシー関数の戻り値」を参照してください。 LsaNtStatusToWinError 関数を使用して、NTSTATUS コードを Windows エラー コードに変換します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ntsecapi.h
Library Advapi32.lib
[DLL] Advapi32.dll

こちらもご覧ください

LSA_UNICODE_STRING

LsaAddAccountRights

LsaFreeMemory

LsaRemoveAccountRights