SpUnsealMessageFn コールバック関数 (ntsecpkg.h)
SpSealMessage 関数で以前に暗号化されたメッセージを復号化します。
SpUnsealMessage 関数は、セキュリティ サポート プロバイダー インターフェイスの DecryptMessage (General) 関数のディスパッチ関数です。
構文
SpUnsealMessageFn Spunsealmessagefn;
NTSTATUS Spunsealmessagefn(
[in] LSA_SEC_HANDLE ContextHandle,
[in] PSecBufferDesc MessageBuffers,
[in] ULONG MessageSequenceNumber,
[out] PULONG QualityOfProtection
)
{...}
パラメーター
[in] ContextHandle
メッセージをシールするために使用される セキュリティ コンテキスト のハンドル。
[in] MessageBuffers
メッセージ バッファーと署名バッファーを含む SecBufferDesc 構造体へのポインター。
[in] MessageSequenceNumber
メッセージに割り当てるシーケンス番号。 シーケンス番号は省略可能であり、メッセージの損失と挿入に対する保護として使用されます。 0 の値は、シーケンス番号が使用されていないことを示します。
[out] QualityOfProtection
使用されていません。
戻り値
関数が成功した場合は、STATUS_SUCCESSを返します。
関数が失敗した場合は、失敗した理由を示す NTSTATUS コードを返します。
注釈
SSP/AP は SpUnsealMessage 関数を実装する必要があります。ただし、実装に与えられる実際の名前は開発者次第です。
SpUnsealMessage 関数へのポインターは、SpUserModeInitialize 関数から受信したSECPKG_USER_FUNCTION_TABLE構造体で使用できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ntsecpkg.h |