ILockBytes::UnlockRegion メソッド (objidl.h)
UnlockRegion メソッドは、以前にロックされたバイト範囲のアクセス制限を削除します。
構文
HRESULT UnlockRegion(
[in] ULARGE_INTEGER libOffset,
[in] ULARGE_INTEGER cb,
[in] DWORD dwLockType
);
パラメーター
[in] libOffset
範囲の先頭のバイト オフセットを指定します。
[in] cb
制限されている範囲の長さをバイト単位で指定します。
[in] dwLockType
以前に範囲に配置されたアクセス制限の種類を指定します。 このパラメーターは、 LOCKTYPE 列挙の値を使用します。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
S_OK | バイト範囲がロック解除されました。 |
STG_E_INVALIDFUNCTION | ロックはまったくサポートされていないか、要求された特定の種類のロックがサポートされていません。 |
STG_E_LOCKVIOLATION | 要求されたロック解除を許可できません。 |
注釈
ILockBytes::UnlockRegion は、以前に ILockBytes::LockRegion の呼び出しでロックされていたリージョンのロックを解除します。 iLockBytes::LockRegion への一致する呼び出しと同じ値を libOffset、cb、dwLockType パラメーターに使用して、ロックされた各リージョンを明示的にロック解除する必要があります。 隣接する 2 つのリージョンを個別にロックしてから、1 回のロック解除呼び出しでロックを解除することはできません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | objidl.h |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Ole32.dll |