ISpecifyPropertyPages インターフェイス (ocidl.h)
オブジェクトがプロパティ ページをサポートすることを示します。 OLE プロパティ ページを使用すると、オブジェクトはプロパティ シートと呼ばれるタブ付きダイアログ ボックスにその プロパティを表示できます。 エンド ユーザーは、オブジェクトのプロパティを表示および変更できます。 オブジェクトは、クライアントとは独立してプロパティ ページを表示できます。または、クライアントは、1 つのプロパティ シート内の多数の包含オブジェクトからプロパティ ページの表示を管理できます。 プロパティ ページには、オブジェクトのプロパティの変更をクライアントに通知する手段も用意されています。
継承
ISpecifyPropertyPages インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ISpecifyPropertyPages には、 次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ISpecifyPropertyPages インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ISpecifyPropertyPages::GetPages このオブジェクトのプロパティ シートに表示できるプロパティ ページの一覧を取得します。 |
注釈
プロパティ ページ オブジェクトは、プロパティ シート内の特定のページを管理します。 プロパティ ページは、少なくとも IPropertyPage を 実装し、特定のプロパティの選択がサポートされている場合は、必要に応じて IPropertyPage2 を実装できます。
オブジェクトは、 ISpecifyPropertyPages を実装することによって、プロパティ ページのサポートを指定します。 このインターフェイスを使用して、呼び出し元は、オブジェクトがサポートする特定のプロパティ ページを識別する CLSID の一覧を取得できます。 オブジェクトがプロパティ ページ CLSID を指定する場合、オブジェクトはプロパティ ページからプロパティの変更を受け取ることができる必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ocidl.h |