IParseDisplayName インターフェイス (oleidl.h)
表示可能な名前文字列を解析して、カスタム モニカー実装のモニカーに変換します。
表示名の解析は、次の状況のように、エンド ユーザーがコンポーネントを識別するために文字列を入力するときに必要です。
- リンクされたコンポーネントをサポートする複合ドキュメント アプリケーションは、通常、[ 編集:リンク... ] ダイアログ ボックスをサポートします。 このダイアログ ボックスを使用して、エンド ユーザーは表示名を入力して、指定したリンク コンポーネントの新しいリンク ソースを指定できます。 複合ドキュメントでは、この入力文字列をモニカーに変換する必要があります。
- スプレッドシートのマクロ言語などのスクリプト言語では、コンポーネントへのテキスト参照を許可できます。 マクロを実行するには、言語のインタープリターでこのような参照をモニカーに変換する必要があります。
継承
IParseDisplayName インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IParseDisplayName には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IParseDisplayName インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IParseDisplayName::P arseDisplayName 指定した表示名を解析し、対応するモニカーを作成します。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | oleidl.h |