ITextInputPanel::SetInPlaceHoverTargetPosition メソッド (peninputpanel.h)
[ITextInputPanel は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 代わりに、 IInputPanelConfiguration を使用します。
]
タブレット PC 入力パネルのホバー ターゲットを画面座標に明示的に配置します。
構文
HRESULT SetInPlaceHoverTargetPosition(
int xPosition,
int yPosition
);
パラメーター
xPosition
ホバー ターゲットの左上隅の水平方向の x 座標。補正コームは表示されません。
yPosition
修正コームが表示されない、ホバー ターゲットの左上隅の垂直方向の y 座標。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
正常終了しました。 |
|
未指定のエラーが発生しました。 |
解説
ホバー ターゲットを配置できる場所に制限はありません。 アプリケーションは、ホバー ターゲットが画面に表示されていることを確認する役割を担います。
SetInPlaceHoverTargetPosition メソッドは同期です。 配置は、 メソッドが戻る前に行われます。
例
この C++ の例では、EN_SETFOCUS
IDC_EDIT2
Edit コントロール のイベント ハンドラーを実装します。 最初に、g_pTip
ITextInputPanel オブジェクト が作成されているかどうかを確認します。 存在する場合は、 ITextInputPanel::SetInPlaceHoverTargetPosition メソッドを呼び出して、入力パネルホバー ターゲットの位置を設定します。 次に、 TRACE マクロを使用して出力をデバッグするために呼び出しが成功したかどうかを報告します。
void CCOMTIPDlg::OnEnSetfocusEdit2()
{
if (NULL != g_pTip)
{
if (SUCCEEDED(g_pTip->SetInPlaceHoverTargetPosition(300, 300)))
{
TRACE("Call to SetInPlaceHoverTargetPosition() succeeded.\n");
}
else
{
TRACE("Call to SetInPlaceHoverTargetPosition() failed.\n");
}
}
else
{
TRACE("ITextInputPanel object is NULL.\n");
}
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP タブレット PC エディション [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | サポートなし |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | peninputpanel.h |
[DLL] | Tiptsf.dll |