GetPerformanceInfo 関数 (psapi.h)

PERFORMANCE_INFORMATION構造体に含まれるパフォーマンス値を取得します。

構文

BOOL GetPerformanceInfo(
  [out] PPERFORMANCE_INFORMATION pPerformanceInformation,
  [in]  DWORD                    cb
);

パラメーター

[out] pPerformanceInformation

パフォーマンス情報を受け取る PERFORMANCE_INFORMATION 構造体へのポインター。

[in] cb

PERFORMANCE_INFORMATION構造体のサイズ (バイト単位)。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は TRUE になります。 関数が失敗した場合、戻り値は FALSE になります。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 以降、Psapi.h は PSAPI 関数のバージョン番号を確立します。 PSAPI バージョン番号は、プログラムが読み込む必要がある関数とライブラリの呼び出しに使用される名前に影響します。

PSAPI_VERSIONが 2 以上の場合、この関数は Psapi.h で K32GetPerformanceInfo として定義され、Kernel32.lib および Kernel32.dll でエクスポートされます。 PSAPI_VERSIONが 1 の場合、この関数は Psapi.h の GetPerformanceInfo として定義され、Psapi.lib でエクスポートされ、 K32GetPerformanceInfo を呼び出すラッパーとして Psapi.dll されます。

以前のバージョンの Windows および Windows 7 以降のバージョンで実行する必要があるプログラムは、常に GetPerformanceInfo としてこの関数を呼び出す必要があります。 シンボルを正しく解決するには、PSapi.lib を TARGETLIBS マクロに追加し、-DPSAPI_VERSION=1 でプログラムをコンパイルします。 実行時の動的リンクを使用するには、Psapi.dll を読み込みます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー psapi.h
Library Windows 7 および Windows Server 2008 R2 の Kernel32.lib。Windows 7 および Windows Server 2008 R2 の Psapi.lib (PSAPI_VERSION=1 の場合)。Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XP の Psapi.lib
[DLL] Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で Kernel32.dll。Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で Psapi.dll (PSAPI_VERSION=1 の場合)。Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XP の Psapi.dll

関連項目

メモリ パフォーマンス情報

PERFORMANCE_INFORMATION

PSAPI 関数