IRDPSRAPIApplicationFilter インターフェイス (rdpencomapi.h)
ウィンドウとプロセス レベルで共有デスクトップ領域を管理します。 アプリケーションでは、列挙子を使用して、共有できるセッション内のオブジェクトの一覧を表示できます。
アプリケーションは、 IRDPSRAPISharingSession::ApplicationFilter を使用して、このオブジェクトへのアクセスを取得できます。
共有可能オブジェクトの一覧は、2 レベルのツリーとして公開されます。 各ウィンドウには、親としてアプリケーション オブジェクトがあります。 各ウィンドウ オブジェクトには、親の共有状態によってオーバーライドできる独自の共有状態があります。 各アプリケーション オブジェクトには、アプリケーション フィルターの Enabled プロパティによってオーバーライドできる独自の共有状態があります。 したがって、アプリケーション フィルターが有効で、アプリケーションが共有されている場合、そのウィンドウは共有状態に関係なく共有されます。 アプリケーション フィルターが有効になっているが、アプリケーションが共有されていない場合、そのウィンドウは共有状態に応じて共有されます。
共有アプリケーションが共有可能な新しいウィンドウを作成すると、親アプリケーションが共有されるため、共有されます。
継承
IRDPSRAPIApplicationFilter インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。
メソッド
IRDPSRAPIApplicationFilter インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IRDPSRAPIApplicationFilter::get_Applications 共有可能なアプリケーションの一覧。 |
IRDPSRAPIApplicationFilter::get_Enabled アプリケーション フィルターの有効な状態。 (Get) |
IRDPSRAPIApplicationFilter::get_Windows 共有可能ウィンドウの一覧。 |
IRDPSRAPIApplicationFilter::p ut_Enabled アプリケーション フィルターの有効な状態。 (Put) |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | rdpencomapi.h |