RPC_BINDING_HANDLE_OPTIONS_V1 構造体 (rpcdce.h)
RPC_BINDING_HANDLE_OPTIONS_V1構造体には、RPC バインド ハンドルを作成するための追加のオプションが含まれています。
構文
typedef struct _RPC_BINDING_HANDLE_OPTIONS_V1 {
unsigned long Version;
unsigned long Flags;
unsigned long ComTimeout;
unsigned long CallTimeout;
} RPC_BINDING_HANDLE_OPTIONS_V1, *PRPC_BINDING_HANDLE_OPTIONS_V1;
メンバー
Version
この構造体のバージョン。 RPC_BINDING_HANDLE_OPTIONS_V1の場合、これは 1 に設定する必要があります。
Flags
特定の RPC 動作を記述するフラグのセット。 このパラメーターは、次の値の 1 つ以上に設定できます。 既定では、RPC 呼び出しでは因果関係とソケット残留が使用されることに注意してください。
値 | 意味 |
---|---|
|
呼び出しが送信順ではなく、互いに独立して実行される因果順序を指定します。 |
|
ソケットの最後のバインド ハンドルが解放された後に、ソケットの関連付けをシャットダウンする必要があることを指定します。 |
ComTimeout
マイクロ秒単位で指定された通信タイムアウト値。 RPC の既定値はRPC_C_BINDING_DEFAULT_TIMEOUTです。 このオプションは、 後で RpcMgmtSetComTimeout を呼び出すことによって変更できます。
CallTimeout
マイクロ秒単位で指定された呼び出しタイムアウト値。 RPC の既定値は 0 です。
注釈
RpcBindingCreate の呼び出しでこの構造体が指定されていない場合は、各オプションの既定値が使用されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | rpcdce.h (Rpc.h を含む) |