ITaskbarList2::MarkFullscreenWindow メソッド (shobjidl_core.h)
ウィンドウを全画面表示としてマークします。
構文
HRESULT MarkFullscreenWindow(
[in] HWND hwnd,
[in] BOOL fFullscreen
);
パラメーター
[in] hwnd
型: HWND
マークするウィンドウのハンドル。
[in] fFullscreen
種類: BOOL
ウィンドウの目的の全画面表示の状態を示すブール値。
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
解説
fFullscreen の値を TRUE に設定すると、シェルはこのウィンドウを全画面表示ウィンドウとして扱い、タスク バーは、このウィンドウがアクティブなときに z オーダーの下部に移動します。 fFullscreen の値を FALSE に設定すると、全画面表示のマーキングは削除されますが、シェルはウィンドウを確実に全画面表示ではないかのように処理しません。 FALSEfFullscreen 値を使用すると、シェルは自動検出機能に依存して、ウィンドウの処理方法を指定します。ウィンドウに全画面表示のフラグを設定している可能性があります。
Windows 7 以降では、 ウィンドウを表示する前に を呼び出 SetProp(hwnd, L”NonRudeHWND”, reinterpret_cast<HANDLE>(TRUE))
して、ウィンドウを全画面表示として扱うべきではないことをシェルに示します。 これにより、タスク バーがウィンドウの下に z オーダーで調整されないようにします。 これはと似ています ITaskbarList2::MarkFullscreenWindow(FALSE)
が、シェルは自動検出機能にフォールバックせず、ウィンドウを全画面表示として扱いません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む) |
[DLL] | Shell32.dll |