IInitializeCommand インターフェイス (shobjidl_core.h)

アプリケーション指定のコマンド名とその登録済みプロパティを使用して 、IExplorerCommandStateIExecuteCommand 、または IDropTarget を実装するオブジェクトを初期化するために使用される 1 つのメソッドを公開します。

継承

IInitializeCommand インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IInitializeCommand には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IInitializeCommand インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IInitializeCommand::Initialize

アプリケーション指定のコマンド名とその登録済みプロパティを使用して、IExplorerCommandState、IExecuteCommand、または IDropTarget の実装を共有するオブジェクトを初期化します。

注釈

実装するタイミング

次の状況で IInitializeCommand を実装します。
  • このインターフェイスを実装して、 IExplorerCommandStateIDropTarget 、または IExecuteCommand の実装を共有する関連コマンドを区別します。 区別は、 IInitializeCommand::Initialize で渡されたコマンド名によって行われます。 コマンドでは、 Initialize を使用して、コマンドがレジストリに配置したプロパティを使用して、コマンドの特定のプロパティ バッグを渡すこともできます。

使用するタイミング

IInitializeCommand のメソッドを直接呼び出さないでください。 Windows エクスプローラーは、このインターフェイスを実装する動詞オブジェクトが呼び出されたときに、このメソッドを呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む)