IKnownFolder インターフェイス (shobjidl_core.h)
アプリケーションが既知のフォルダーのカテゴリ、型、GUID、項目識別子リスト (PIDL) 値へのポインター、リダイレクト機能、および定義に関する情報を取得できるようにするメソッドを公開します。 既知のフォルダーの IShellItem オブジェクトを取得するためのメソッドを提供します。 また、既知のフォルダーのパスを取得または設定するメソッドも提供します。
継承
IKnownFolder インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IKnownFolder には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IKnownFolder インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IKnownFolder::GetCategory 選択したフォルダーの仮想、固定、共通、またはユーザーごとのカテゴリを取得します。 |
IKnownFolder::GetFolderDefinition フォルダーのカテゴリ、名前、パス、説明、ヒント、アイコンなどのプロパティを含む、既知のフォルダーの定義要素を含む構造体を取得します。 |
IKnownFolder::GetFolderType フォルダーの種類を取得します。 |
IKnownFolder::GetId 選択したフォルダーの ID を取得します。 |
IKnownFolder::GetIDList IDList (ITEMIDLIST) フォームの Shell 名前空間フォルダーの場所を取得します。 |
IKnownFolder::GetPath 既知のフォルダーのパスを文字列として取得します。 |
IKnownFolder::GetRedirectionCapabilities 既知のフォルダーのパスを新しい値に設定できるかどうかを示す値を取得します。または、そのリダイレクトに対して適用される特定の制限または禁止事項を取得します。 |
IKnownFolder::GetShellItem シェル項目 (IShellItem または派生インターフェイス) の形式で、Shell 名前空間内の既知のフォルダーの場所を取得します。 |
IKnownFolder::SetPath 既知のフォルダーに新しいパスを割り当てます。 |
解説
IKnownFolder オブジェクトは、IKnownFolderManager::GetFolder や IKnownFolderManager::FindFolderFromIDList など、IKnownFolderManager インターフェイスのいくつかのメソッドを使用して取得できます。
サード パーティは IKnownFolder を実装しません。 指定された実装を使用します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | shobjidl_core.h (Shobjidl.h を含む) |