ITBasicAudioTerminal インターフェイス (tapi3if.h)

ITBasicAudioTerminal インターフェイスは、アプリケーションがターミナルの基本的なサウンド特性を制御できるようにするメソッドを提供します。 これらのメソッドは、DirectShow の IBasicAudio インターフェイスから取得されます。 詳細については、プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) のインデックスをチェックしてください。

ITBasicAudioTerminal インターフェイスは、このインターフェイスをサポートするターミナル オブジェクトから QueryInterface を介して取得できます。 たとえば、Windows 2000 を実行しているコンピューターにサウンド カードがある場合、H323 プロバイダーと IPCONF プロバイダーによって公開されるアドレスは、ITTerminalSupport インターフェイスで、ITBasicAudioTerminal インターフェイスをサポートする 2 つの静的ターミナル (1 つは "オーディオ レコード" 用、もう 1 つは "オーディオ再生" 用) を列挙します。

継承

ITBasicAudioTerminal インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ITBasicAudioTerminal には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ITBasicAudioTerminal インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ITBasicAudioTerminal::get_Balance

get_Balanceメソッドは残高を取得します。 このメソッドは、TAPI 3.0 以降で出荷されるターミナルには実装されていません。
ITBasicAudioTerminal::get_Volume

get_Volume メソッドはボリュームを取得します。
ITBasicAudioTerminal::p ut_Balance

put_Balanceメソッドは残高を設定します。 このメソッドは、TAPI 3.0 以降で出荷されるターミナルには実装されていません。
ITBasicAudioTerminal::p ut_Volume

put_Volume メソッドは、ボリュームを設定します。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー tapi3if.h (Tapi3.h を含む)

こちらもご覧ください

IDispatch

ターミナル オブジェクト