ITCallStateEvent インターフェイス (tapi3if.h)

[アーティクル]
08/26/2023

ITCallStateEvent インターフェイスには、呼び出し状態イベントの説明を取得するメソッドが含まれています。 ITTAPIEventNotification::Event メソッドのアプリケーションの実装がTE_CALLSTATEと等しいTAPI_EVENTを示す場合、メソッドの pEvent パラメーターは ITCallStateEvent インターフェイスの IDispatch ポインターです。このインターフェイスのメソッドを使用すると、呼び出し状態で発生した変更に関する情報を取得できます。

メモITTAPI::p ut_EventFilter メソッドを呼び出し、TE_CALLSTATE イベントを含むイベントフィルターマスクを設定して、呼び出し状態イベントの受信を有効にする必要があります。 ITTAPI::p ut_EventFilter を呼び出さない場合、アプリケーションはイベントを受信しません。詳細については、「イベントの概要」を参照してください。

継承

ITCallStateEvent インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ITCallStateEvent には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ITCallStateEvent インターフェイスには、これらのメソッドがあります。


ITCallStateEvent::get_Call get_Call メソッドは、イベントが発生した呼び出しの呼び出し情報インターフェイスへのポインターを取得します。 (ITCallStateEvent.get_Call)
ITCallStateEvent::get_CallbackInstance get_CallbackInstance メソッドは、このイベントに関連付けられているコールバックインスタンスへのポインターを取得します。 (ITCallStateEvent.get_CallbackInstance)
ITCallStateEvent::get_Cause get_Cause メソッドは、このイベントに関連付けられている原因を取得します。 (ITCallStateEvent.get_Cause)
ITCallStateEvent::get_State get_State メソッドは、新しい呼び出し状態に関する情報を取得します。