TCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0 構造体 (tcpestats.h)
TCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0構造体には、TCP 接続のリモート レシーバーで観察される拡張 TCP 統計情報の読み取り/書き込み構成情報が含まれています。
構文
typedef struct _TCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0 {
BOOLEAN EnableCollection;
} TCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0, *PTCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0;
メンバー
EnableCollection
リモート レシーバー情報に関する TCP 接続の拡張統計を収集する必要があるかどうかを示す 値。
このメンバーが TRUE に設定されている場合、TCP 接続の拡張統計が有効になります。 このメンバーが FALSE に設定されている場合、TCP 接続の拡張統計は無効になります。
未設定の場合のこのメンバーの既定の状態は無効です。
注釈
TCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0構造は、Windows Vista 以降で使用できる TCP 拡張統計機能の一部として使用されます。
TCP_ESTATS_OBS_REC_RW_v0は、TCP 接続のリモート レシーバーで観察される読み取り/書き込み構成情報の構造体のバージョン 0 として定義されます。
TcpConnectionEstatsObsRec が EstatsType パラメーターで渡されると、TCP 接続のリモート レシーバー情報に関する拡張 TCP 統計情報は、この構造体と SetPerTcp6ConnectionEStats 関数と SetPerTcpConnectionEStats 関数を使用して有効および無効になります。
TCP_ESTATS_REC_RW_v0構造体は、EstatsType パラメーターで TcpConnectionEstatsObsRec を渡すと、GetPerTcp6ConnectionEStats 関数または GetPerTcpConnectionEStats 関数の呼び出しによって取得されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | tcpestats.h |