ITextHost2 クラス (textserv.h)

ITextHost2 インターフェイスは、ITextHost インターフェイスを拡張します。 これらのインターフェイスの目的は、 ITextServices および ITextServices2 と共に、専用ウィンドウなしでリッチエディット コントロールを実行できるようにすることです。 リッチ エディット クライアントには、通常、ウィンドウなしのコントロールの数と共有するウィンドウ (HWND) があります。

継承

ITextHost2 インターフェイスは ITextHost から継承されます。 ITextHost2 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ITextHost2 クラスには、これらのメソッドがあります。

 
ITextHost2::TxDestroyCaret

キャレットを破棄します (Direct2D のみ)。
ITextHost2::TxFreeTextServicesNotification

テキスト サービスが解放されたことをテキスト ホストに通知します。
ITextHost2::TxGetEastAsianFlags

Input Method エディター (IME) 入力を許可するかどうか、および編集スタイルにES_SELFIMEを含めるかどうかを取得します。
ITextHost2::TxGetEditStyle

リッチエディット コントロールがダイアログ ボックス内にあるかどうかを取得します。
ITextHost2::TxGetHorzExtent

テキスト ホスト ウィンドウの水平スクロール範囲を取得します。
ITextHost2::TxGetPalette

リッチ エディット コントロールのカラー パレットを取得します。
ITextHost2::TxGetWindow

リッチエディット コントロールのテキスト ホスト ウィンドウのハンドルを取得します。
ITextHost2::TxGetWindowStyles

テキスト ホスト ウィンドウのウィンドウ スタイルと拡張ウィンドウ スタイルを取得します。
ITextHost2::TxIsDoubleClickPending

メッセージ キューに、テキスト ホスト ウィンドウで保留中のWM_LBUTTONDBLCLK メッセージが含まれているかどうかを検出します。
ITextHost2::TxSetCursor2

テキスト ホスト ウィンドウ内のカーソルの図形を設定します。
ITextHost2::TxSetForegroundWindow

リッチ エディット コントロールのホスト ウィンドウをフォアグラウンド ウィンドウとして設定します。
ITextHost2::TxShowDropCaret

ドラッグ アンド ドロップ操作のドロップ部分でキャレットを表示または非表示にします (Direct2D のみ)。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー textserv.h

こちらもご覧ください

ITextHost