ITextFont::SetProtected メソッド (tom.h)
文字を変更の試行から保護するかどうかを設定します。
構文
HRESULT SetProtected(
[in] long Value
);
パラメーター
[in] Value
型: long
値 | 意味 |
---|---|
tomTrue | 文字は保護されています。 |
tomFalse | 文字は保護されません。 |
tomToggle | Protected プロパティの状態を切り替えます。 |
tomUndefined | Protected プロパティは未定義です。 |
戻り値
型: HRESULT
メソッドが成功すると、 S_OKが返されます。 メソッドが失敗した場合は、次のいずれかの COM エラー コードを返します。 COM エラー コードの詳細については、「COM でのエラー処理」を参照してください。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
引数が無効です。 |
|
フォント オブジェクトは、削除された範囲にアタッチされます。 |
|
書き込みアクセスが拒否されました。 |
|
メモリ不足です。 |
注釈
一般に、範囲の書式または内容を変更しようとするテキスト オブジェクト モデル (TOM) メソッドは、その範囲の一部が保護されている場合、またはドキュメントが読み取り専用の場合、 E_ACCESSDENIED で失敗します。 保護されたテキストを変更するには、TOM クライアントが変更するテキストの保護をオフにしようとする必要があります。 ドキュメントの所有者は、この問題の発生を許可する場合があります。 たとえば、リッチ エディット コントロールでは、保護されたテキストを変更しようとすると、ドキュメントの作成者に EN_PROTECTED 通知コードが生成され、変更のアクセス許可を拒否または許可できます。 作成者は、CreateWindow 関数または CreateTextServices 関数を呼び出してウィンドウなしのリッチ エディット コントロールを作成した ITextHost オブジェクトを使用して、ウィンドウのリッチ エディット コントロールを作成したクライアントです。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tom.h |
[DLL] | Msftedit.dll |
関連項目
概念
その他のリソース
リファレンス