IItemContainerProvider::FindItemByProperty メソッド (uiautomationcore.h)
指定したプロパティ値に基づいて、含む 要素内の要素を取得します。
構文
HRESULT FindItemByProperty(
[in] IRawElementProviderSimple *pStartAfter,
[in] PROPERTYID propertyId,
[in] VARIANT value,
[out] IRawElementProviderSimple **pFound
);
パラメーター
[in] pStartAfter
種類: IRawElementProviderSimple*
検索が開始された後の要素のUI オートメーション プロバイダー。すべての要素を検索する場合は NULL。
[in] propertyId
型: PROPERTYID
プロパティの識別子。 プロパティ ID の一覧については、「 プロパティ識別子」を参照してください。
[in] value
型: VARIANT
プロパティの値。
[out] pFound
種類: IRawElementProviderSimple**
要素のUI オートメーション プロバイダーへのポインターを受け取ります。
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
仮想リストの場合、返される要素はプレースホルダーである場合があります。 IVirtualizedItemProvider::Realize を使用して、アイテムを完全に使用可能にすることができます。
指定したプロパティによる検索がサポートされていない場合、メソッドはE_INVALIDARGを返します。 ほとんどのコンテナーでは 、UIA_NamePropertyId をサポートし、必要に応じて 、UIA_AutomationIdPropertyId と UIA_SelectionItemIsSelectedPropertyIdをサポートする必要があります。
propertyId が 0 の場合、すべての項目が一致します。 この値を pStartAfter と等しい NULL と共に使用すると、最初の項目を取得し、次に連続する項目を取得できます。 この場合、 値 をVT_EMPTYする必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7、Windows Vista SP2 および Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム、SP3 を使用した Windows XP、Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム、WINDOWS Server 2003 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む) |
[DLL] | Uiautomationcore.dll |
関連項目
概念
参照