IRawElementProviderAdviseEvents::AdviseEventAdded メソッド (uiautomationcore.h)
UI オートメーション クライアントが特定のイベント (プロパティ変更イベントを含む) のリッスンを開始したときに、Microsoft UI オートメーション プロバイダーに通知します。
構文
HRESULT AdviseEventAdded(
[in] EVENTID eventId,
[in] SAFEARRAY *propertyIDs
);
パラメーター
[in] eventId
種類: EVENTID
追加されるイベントの識別子。 イベント ID の一覧については、「 イベント識別子」を参照してください。
[in] propertyIDs
種類: SAFEARRAY*
追加されるプロパティの識別子へのポインター。追加されるイベント リスナーがプロパティ イベントをリッスンしていない場合は NULL 。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
このメソッドを使用すると、リッスン対象のイベントのみを発生させることで、プロバイダーのオーバーヘッドを削減できます。
UI オートメーション プロバイダーは、IUnknown インターフェイスの AddRef メソッドと同様に、IRawElementProviderAdviseEvents::AdviseEventAdded を処理することが重要です。 特定のイベントまたはプロパティに対して AdviseEventRemoved よりも AdviseEventAdded が呼び出 された 回数が多い限り、プロバイダーは引き続き対応するイベントを発生させる必要があります。一部のクライアントはまだリッスンしているためです。 または、UI オートメーション プロバイダーは UiaClientsAreListening 関数を使用して、少なくとも 1 つのクライアントがリッスンしているかどうかを判断し、リッスンしている場合は、すべての適切なイベントを発生させることができます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む) |
こちらもご覧ください
概念
IRawElementProviderAdviseEvents
参照