UiaRaiseTextEditTextChangedEvent 関数 (uiautomationcoreapi.h)

プロバイダーによって呼び出され、テキスト コントロールがプログラムによってテキストを変更したことを Microsoft UI オートメーション コアに通知します。

構文

HRESULT UiaRaiseTextEditTextChangedEvent(
  [in] IRawElementProviderSimple *pProvider,
  [in] TextEditChangeType        textEditChangeType,
  [in] SAFEARRAY                 *pChangedData
);

パラメーター

[in] pProvider

種類: IRawElementProviderSimple*

テキストの変更が発生したプロバイダー ノード。

[in] textEditChangeType

型: TextEditChangeType

発生したテキスト編集の変更の種類。

[in] pChangedData

種類: SAFEARRAY*

イベントのデータ。 型VT_BSTRVAR として割り当て可能である必要があります。

戻り値

型: HRESULT

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

これは、 ITextEditProvider を実装し、パターンの必要なイベントを発生させるプロバイダーのヘルパー関数です。 TextEdit コントロール パターンに記載されているガイダンスに従って、イベントを発生させるタイミングと、イベントがUI オートメーションに渡すペイロードについて説明します。

特定の変更の種類をリッスンしているクライアントがない場合、イベントは発生しません。

イベント データには、変更の種類ごとに異なるペイロードが含まれている必要があります ( TextEditChangeType ごとに)。

  • TextEditChangeType_AutoCorrect: pChangedData は、新しい修正された文字列 である必要があります。
  • TextEditChangeType_Composition: pChangedData は、コンポジション内の更新された文字列である必要があります (変更された部分のみ)。
  • TextEditChangeType_CompositionFinalized: pChangedData は、完成したコンポジションの最終文字列である必要があります (コンポジションが取り消されたか削除された場合は空である可能性があります)。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8.1 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー uiautomationcoreapi.h
Library Uiautomationcore.lib
[DLL] Uiautomationcore.dll

こちらもご覧ください

HandleTextEditTextChangedEvent

ITextEditProvider

IUIAutomation3::AddTextEditTextChangedEventHandler

TextEdit コントロール パターン