IVdsDiskPartitionMF::QueryPartitionFileSystemFormatSupport メソッド (vds.h)

[Windows 8とWindows Server 2012以降、仮想ディスク サービス COM インターフェイスは Windows Storage Management API に置き換えられます。

指定したバイト オフセットでディスク上のパーティションを書式設定するためにサポートされているファイル システムのプロパティを取得します。

構文

HRESULT QueryPartitionFileSystemFormatSupport(
  [in]  ULONGLONG                           ullOffset,
  [out] VDS_FILE_SYSTEM_FORMAT_SUPPORT_PROP **ppFileSystemSupportProps,
  [out] LONG                                *plNumberOfFileSystems
);

パラメーター

[in] ullOffset

ディスクの先頭からのパーティションのバイト オフセット。 このオフセットは、パーティションの先頭のオフセットである必要があります。

[out] ppFileSystemSupportProps

呼び出し元によって渡される VDS_FILE_SYSTEM_FORMAT_SUPPORT_PROP 構造体の配列へのポインター。 正常に完了すると、この配列はサポートされているファイル システムのプロパティに関する情報を受け取ります。 呼び出し元は 、CoTaskMemFree 関数を使用してこの配列を解放する必要があります。

[out] plNumberOfFileSystems

正常に完了すると ppFileSystemSupportProps パラメーター内の要素の合計数を受け取る変数へのポインター。

戻り値

このメソッドは、E_INVALIDARGやE_OUTOFMEMORYなどの標準の HRESULT 値と、 VDS 固有の戻り値を返すことができます。 また、HRESULT_FROM_WIN32 マクロを使用して、変換されたシステム エラー コードを返すこともできます。 エラーは、VDS 自体または使用されている基になる VDS プロバイダー から発生する可能性があります。 可能な戻り値は次のとおりです。

リターン コード/値 説明
S_OK
メソッドは正常に完了しました。
VDS_E_BAD_PROVIDER_DATA
0x80042441L
プロバイダーが不適切なデータを返しました。
VDS_E_DISK_REMOVEABLE
0x8004255AL
この操作は、リムーバブル メディアではサポートされていません。
VDS_E_MISSING_DISK
0x80042454L
ディスクがありません。
VDS_E_OBJECT_NOT_FOUND
0x80042405L
パーティションが存在しません。
VDS_E_PARTITION_NOT_OEM
0x8004256FL
操作は、OEM 以外のパーティションではサポートされていません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー vds.h
Library Uuid.lib

関連項目

IVdsDiskPartitionMF

VDS_FILE_SYSTEM_FORMAT_SUPPORT_PROP