IVssDifferentialSoftwareSnapshotMgmt3::ClearVolumeProtectFault メソッド (vsmgmt.h)

指定したボリュームの保護エラー状態をクリアします。

構文

HRESULT ClearVolumeProtectFault(
  [in] VSS_PWSZ pwszVolumeName
);

パラメーター

[in] pwszVolumeName

ボリュームの名前。 このパラメーターは必須であり、 NULL にすることはできません。

名前は次のいずれかの形式で、末尾に円記号 (\) を含める必要があります。

  • マウントされたフォルダーのパス (Y:\MountX\ など)
  • ドライブ文字 (D:\ など)
  • \\?\Volume{GUID}\ 形式のボリューム GUID パス ( GUID はボリュームを識別します)

戻り値

このメソッドの有効なリターン コードを次に示します。

説明
S_OK
保護エラーの状態が正常にクリアされました。
E_ACCESSDENIED
0x80070005L
呼び出し元は管理者ではありません。
E_INVALIDARG
0x80070057L
パラメーター値の 1 つが無効です。
E_NOTIMPL
0x80000001L
ボリュームのプロバイダーは、シャドウ コピー保護をサポートしていません。
VSS_E_PROVIDER_VETO
0x80042306L
予想されるプロバイダー エラーが発生しました。 エラー コードはイベント ログに記録されます。 詳細については、「 VSS でのイベントとエラーの処理」を参照してください。
VSS_E_OBJECT_NOT_FOUND
0x80042308L
指定されたボリュームが見つかりませんでした。

解説

ClearVolumeProtectFault メソッドは、ボリュームのマウントを解除し、ボリュームの保護エラー メンバーを FALSE にリセットして、通常の I/O をボリュームで続行できるようにします。 ボリュームが障害状態でない場合、このメソッドは何も行いません。

要件

   
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー vsmgmt.h

関連項目

IVssDifferentialSoftwareSnapshotMgmt3