CWbemProviderGlue::SetStatusObject メソッド (wbemglue.h)
[CWbemProviderGlue クラスは WMI プロバイダー フレームワークの一部であり、現在最終的な状態と見なされています。これらのライブラリに影響を与える、セキュリティ関連以外の問題に対しては、それ以上の開発、機能強化、または更新プログラムは利用できません。 すべての新規開発には、MI API を使用する必要があります。]
SetStatusObject メソッドは、エラーが発生したときに詳細情報を提供するために使用される状態オブジェクトのパラメーターを設定します。 この状態オブジェクトは、 Win32_PrivilegesStatus クラスから派生します。
構文
bool SetStatusObject(
MethodContext *pContext,
LPCWSTR pNamespace,
LPCWSTR pDescription,
HRESULT hr,
const SAFEARRAY *pPrivilegesNotHeld,
const SAFEARRAY *pPrivilegesRequired
);
パラメーター
pContext
現在のコンテキストへのポインター。 デッドロックを防ぐためにコンテキストを指定する必要があります。 Provider::EnumerateInstances または Provider::ExecQuery によってプロバイダーに渡されたコンテキストを使用するか、CInstance::GetMethodContext を使用してインスタンスから取得します。 このパラメーターは NULL にすることはできません。
pNamespace
Win32_PrivilegesStatus クラスの登録を含む名前空間へのポインター。
pDescription
状態オブジェクト インスタンスの Description プロパティに格納する値へのポインター。
hr
status オブジェクト インスタンスの StatusCode プロパティに格納する値。
pPrivilegesNotHeld
このパラメーターは現在実装されておらず、 NULL である必要があります。
pPrivilegesRequired
状態オブジェクト インスタンスの PrivilegesRequired プロパティに格納される値へのポインター。
戻り値
メソッドは成功した場合 は TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を 返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wbemglue.h (FwCommon.h を含む) |
Library | FrameDyn.lib |
[DLL] | FrameDynOS.dll;FrameDyn.dll |