COPYFILE2_COPY_PHASE列挙 (winbase.h)

エラー時のコピーのフェーズを示します。 これは、COPYFILE2_MESSAGE構造体に埋め込まれた Error 構造体で使用されます。

構文

typedef enum _COPYFILE2_COPY_PHASE {
  COPYFILE2_PHASE_NONE = 0,
  COPYFILE2_PHASE_PREPARE_SOURCE,
  COPYFILE2_PHASE_PREPARE_DEST,
  COPYFILE2_PHASE_READ_SOURCE,
  COPYFILE2_PHASE_WRITE_DESTINATION,
  COPYFILE2_PHASE_SERVER_COPY,
  COPYFILE2_PHASE_NAMEGRAFT_COPY,
  COPYFILE2_PHASE_MAX
} COPYFILE2_COPY_PHASE;

定数

 
COPYFILE2_PHASE_NONE
値: 0
コピーはまだ処理を開始していません。
COPYFILE2_PHASE_PREPARE_SOURCE
ソースへのハンドルを開くなど、ソースが準備されていました。 このフェーズはストリームごとに 1 回発生します
コピー操作。
COPYFILE2_PHASE_PREPARE_DEST
宛先へのハンドルを開くなど、宛先を準備していました。 このフェーズは 1 回行われます
ストリームごとのコピー操作。
COPYFILE2_PHASE_READ_SOURCE
ソース ファイルが読み取り中でした。 このフェーズは、ストリームのコピー操作ごとに 1 回以上行われます。
COPYFILE2_PHASE_WRITE_DESTINATION
宛先ファイルが書き込み中でした。 このフェーズは、ストリーム コピーごとに 1 回以上発生します
操作を完了するための次の手順について引き続き調査中です。
COPYFILE2_PHASE_SERVER_COPY
コピー元とコピー先の両方が同じリモート サーバー上にあり、コピーがリモートで処理されていました。
このフェーズは、ストリームのコピー操作ごとに 1 回行われます。
COPYFILE2_PHASE_NAMEGRAFT_COPY
コピー操作では、シンボリック リンクや再解析ポイントの処理が行われました。 このフェーズはファイルごとに 1 回行われます
コピー操作。
COPYFILE2_PHASE_MAX
最大値より 1 大きい。 この列挙の有効な値は、この値より小さくなります。

注釈

この列挙を使用するアプリケーションをコンパイルするには、 _WIN32_WINNT マクロを 0x0601 以降として定義します。 詳細については、「 Windows ヘッダーの使用」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
Header winbase.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

COPYFILE2_MESSAGE

CopyFile2

ファイル管理の列挙