GetNumaProximityNode 関数 (winbase.h)

指定した近接ドメイン識別子に対応する NUMA ノード番号を取得します。

ノード番号を USHORT 値として取得するには、GetNumaProximityNodeEx 関数を使用します。

構文

BOOL GetNumaProximityNode(
  [in]  ULONG  ProximityId,
  [out] PUCHAR NodeNumber
);

パラメーター

[in] ProximityId

ノードの近接ドメイン識別子。

[out] NodeNumber

ノード番号。 プロセッサが存在しない場合、このパラメーターは0xFF。

戻り値

関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

近接ドメイン識別子は、NUMA システム上の NUMA ノードへのインデックスです。 近接ドメイン識別子は、プロセッサとメモリ領域を特定の NUMA ノードに関連付けるために使用される ACPI システム リソース アフィニティ テーブル (SRAT) にあります。 近接ドメイン識別子は、ACPI 名前空間にも存在し、デバイスを特定の NUMA ノードに関連付けるために使用されます。 近接ドメイン識別子は、通常、システム製造元によって提供される管理アプリケーションでのみ使用されます。 Windows では、近接ドメイン識別子を使用して NUMA ノードを識別しません。代わりに、システム内の各 NUMA ノードに一意の番号を割り当てます。

システム上のノード間の相対距離は、WINDOWS 関数によって公開されない ACPI システムの局所性距離情報テーブル (SLIT) に格納されます。 ACPI テーブルの詳細については、 ACPI の仕様に関するページを参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winbase.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

GetNumaProcessorNode

GetNumaProximityNodeEx

NUMA サポート