SetCommMask 関数 (winbase.h)
通信デバイスで監視するイベントのセットを指定します。
構文
BOOL SetCommMask(
[in] HANDLE hFile,
[in] DWORD dwEvtMask
);
パラメーター
[in] hFile
通信デバイスへのハンドル。 CreateFile 関数は、このハンドルを返します。
[in] dwEvtMask
有効にするイベント。 値が 0 の場合、すべてのイベントが無効になります。 このパラメーターには、次の 1 つ以上の値を指定できます。
値 | 意味 |
---|---|
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入力時にブレークが検出されました。 |
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CTS (clear-to-send) シグナルの変更状態。 |
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DSR (データ・セット・レディ) シグナル変更状態。 |
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行の状態エラーが発生しました。 行の状態エラーは 、CE_FRAME、 CE_OVERRUN、 およびCE_RXPARITYです。 |
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リング インジケーターが検出されました。 |
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RLSD (receive-line-signal-detect) 信号の変更状態。 |
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文字が受信され、入力バッファーに格納されました。 |
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イベント文字が受信され、入力バッファーに配置されました。 イベント文字は、SetCommState 関数を使用してシリアル ポートに適用される、デバイスの DCB 構造体で指定されます。 |
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出力バッファーの最後の文字が送信されました。 |
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
SetCommMask 関数は、特定の通信リソースに対して監視できるイベントのセットを指定します。 通信リソースへのハンドルは、いずれかのイベントが発生するまで待機する WaitCommEvent 関数の呼び出しで指定できます。 通信リソースの現在のイベント マスクを取得するには、 GetCommMask 関数を使用します。
例
例については、「 通信イベントの監視」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winbase.h (Windows.h を含む) |
Library | Kernel32.lib |
[DLL] | Kernel32.dll |